『好き同士』

  こちらは、海賊ベースなエーサンの頁です。
  以前、拍手のお礼としてUPしていた短編を中心に集めました。



好き同士1   低く優しい声で、顔を覗き込まれそうになり、サンジは慌てて男の胸にぐいぐいと鼻先を押し付ける。
「ここで抱けよ、エース」
好き同士2 「俺は、エッチなことがしたい」
  そう言ってエースは、今度はサンジの白い項を軽く吸い上げた。チュ、と音を立てて唇を離すと、白い肌に淡い朱色の跡がついていた。
好き同士3 「急ぐから、今日は顔を見るだけな」
  そう言ってエースは、そのままサンジに背を向けた。
「おい、それだけかよ」
「Oneness」

    
  サンジの白い背中にピタリとエースが寄り添う。
  大きな手が、ゆっくりとサンジの脇腹をなぞり、胸の突起にたどり着いた。
「エース……」
「雪夢」

    
「今日は、そんなにいられないんだ」
  そう言ってエースは、サンジのシャツの裾をスラックスから引きずり出し、その隙間から中に手を入れる。



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