「二人っきりで休暇を取ろうよ、獄寺君。南の島でしばらくのんびりしよう」
そう言われて、心がざわめいた。嬉しくて嬉しくて、その日が来るのをまるで幼子のように指折り数えて楽しみにしていた。
我ながら女々しいと思わずにいられない。
だけど、好きなのだ。綱吉のことが好きだと、獄寺は思う。
好きで好きで、たまらない。出会った頃からずっと好きだった。男として、部下として、綱吉のことを敬愛している。
ずっとずっと好きだった。
◆ツナ獄R18小説
[オンデマンド/本文50頁]
- 商品名
- 翼をとじろ!
- 価格
- 600円
- 登録日時
- 2011/05/08(日)
- 分類
- ツナ獄