「大丈夫っスか?」
声をかけ、手を差し伸べると、綱吉の手が伸びてきて、これ幸いとばかりに獄寺の腕にしがみついてきた。
「わ……あ?」
ぐい、と体ごと引きずられるような感じがして、慌てて後ずさったところでベッドに膝の裏が当たった。まずい、と思った時には獄寺の視界に映る景色がぐるりと回っていた。
パタン、と背中からベッドに倒れ込むと同時に、獄寺の上に綱吉の体がのしかかってくる。熱でぐったりとしているから、やけに重く感じられる。
「じゅ……あの、十代目……」
◆ツナ獄R18小説
[オンデマンド/本文約50頁]
- 商品名
- 旦那サマは十代目
- 価格
- 600円
- 登録日時
- 2013/05/12(日)
- 分類
- ツナ獄