緑夜 |
「目が、覚めたんだ」 少し掠れた少年の声に、ゾロは目を細める。 まだ、眠いのだろう。ぼんやりとした表情でルフィは甲板を横切り、ゾロのところへとやってくる。裸足の足がペタペタという音を立てて、何とも幼い感じがした。 |
2007年Z誕 LZ |
青の月 |
「シシッ……くすぐってぇ……」 そう言ってルフィは、ゾロの手を掴んだ。 その瞬間、月の光が男の頬に降り注ぎ、それがまるで青い炎を纏っているかのようにゾロには見えた。 |
「ルゾロ強化プロジェクト」投稿作品 LZ |
も、いっかい |
顔をやや背け気味にして問うと、ルフィの手が、汗でしっとりと湿ったゾロの肩をぐい、と引き寄せた。 「味見、させてやるよ」 |
「ルゾロ強化プロジェクト」投稿作品 LZ |
ふたりで
NEW |
顔を上げると目の端にルフィの姿が飛び込んでくる。 何やら小難しそうな顔をして、チョッパーと話し込んでいる。 |
2014年Z誕 LZ |