注)赤字タイトルの作品はアダルティな内容を含みます
読み切り  → 完結した作品を集めました
季節もの  → 完結した作品を集めました



読み切り

月の香り

         
         
「何ガン飛ばしてんだ、てめぇはよっ」
  ぶっきらぼうにそう言うとゾロも同じように床にしゃがみ込み、サンジの目線にあわせて見つめ返す。
「差し入れだけが目的か?」
月夜の秘め事
4〜5に
アダルティな表現有り
残り香

         
「挿れさせてくれ……お前のケツん中に突っ込んで、揺さぶり回して、ぐちゃぐちゃにしてぇ……」
  そう言うとサンジは、ゾロの肩口に軽く歯を立てた。
余裕のないのはどっち?
1〜3に
アダルティな表現有り
刹那の想い
〜SANDCASTLE〜


    
    
「は……」
  荒い息を宥めるようにサンジの手がゾロの頭をひきよせ、緑色の短髪に指を差し込み、ぐしゃぐしゃとなでる。そうしながらサンジは、ゾロの額や鼻先に軽く口づけていく。
サンゾロ初めて物語
エロ重視
業火

         
「……何を盛ってんのか知らねぇが、らしくないぜ」
  決して優しくはない声だったが、その声は、間違いなくサンジのことを心配していた。
強姦もの?
1〜3に
アダルティな表現有り
胸が、痛む 「あ……悪りぃ」
  低い声でゾロは呟いた。
  指でサンジの口元の血をぬぐうと、舌で傷の部分を舐めてやる。
キスだけ
少し切ない?
微熱

         
  熱に浮かされるようにして、その夜、サンジはゾロを犯した。
  同意はあった。
  しかし、それが本心から出た言葉だったのかどうかは、今となっては確かめようもない。
水の都直後
二度恋

         
  微かな煙草のにおいがゾロの鼻をくすぐっていく。
  眠ったふりをしてじっとしていると、サンジがポツリと呟いた。
「初めて会った時に、なんて口の悪りぃヤツだ、って思ったんだろ?」
夏のお楽しみ会2007
夏の唇
「……なんでてめぇがこんなところにいるんだよ、あ?」
  威嚇するようにゾロが尋ねると、男はニヤニヤと笑ってベッドに腰をおろした。
夏のお楽しみ会2007
擬似的遊戯

      
「ん……っ……」
  溜息のような鼻にかかった微かな声を、ゾロが発する。
  背中に鼻を押し付けてサンジは、ゾロのにおいをかいだ。
「このまま、挿れてもいい…か?」
夏のお楽しみ会2007
恋をした日 2007

         
  サンジはふぅん、とだけ返して、ゾロの指にそっと口づけた。
「っ……」
  ピクン、と、ゾロの手が震えたが、逃げる素振りは見せなかった。
夏のお楽しみ会2007
恋をした日

    
    
  甲板で刀を構える男を見て、サンジは溜息を吐く。
  あの筋肉がなだらかに隆起するのを見るのは、心地よい胸の痛みを伴うものだと知った。
夏のお楽しみ会2008
サンジ→ゾロ
「武人の恋」前日譚
甘い香り   するりと口の中に押し込まれたのは、よく冷えたゼリーだった。
  甘酸っぱい無花果の香りが口の中に広がっていく。
「うまいだろう」
病気の時はゼリー
短いです





季節もの

Sweet Birthday   もういちどサンジから、キスをしてきた。唇が離れてしまうと今度はその硝子玉のような瞳でゾロの顔を覗き込む。 2003年ゾロ誕
イチャラブ
Private Birthday 「完全個室なんだから、他の奴らに気兼ねする必要もない」
  と、サンジはゾロの首筋に唇を落とす。甘噛みすると、それだけでゾロは肩を震わせ、深い吐息を洩らす。
2003年ゾロ誕
バースデーエッチ
くちづけのあとは……

      
  毛布を敷いただけの床に四つん這いになったゾロは一瞬、四肢をピン、と突っ張って侵入してくる異物感に耐えた。 2004年NewYear
姫ハジメ
BitterSweet

             
  冷たくて、表面が滑らかなもので唇をつつかれた。焦れったそうなサンジの手つきに、ゾロはことさらゆっくりと口をあける。
2004年バレンタイン
チョコはなけれど……
Private Birthday

      
「誕生日だからな、お前の。たまにはこういうご褒美も欲しいだろう?」
  にやりと笑ってゾロが尋ねる。
「そりゃ、欲しいに決まっている」
2004年サン誕
バースデーエッチ
Flash Point

             
  限界まで背を反らし、痛みからではない声をあげた。
  ずるり、とサンジのペニスが入り込んでくるその感触に、ざわざわと鳥肌が立つ。
2004年
穴DEゾロサン
inリゾー島
提出作品
野外エッチ
秘密を、ひとつ   彼の甘く掠れた声も、筋肉質な身体も、そして知らない者が目にするとドキリとする胸の大傷さえもが、愛おしい。 サイト一周年記念
それは、ヒミツです
いつものように   あまりにもサンジの顔が近くにあったから、つい、目を逸らしてしまった。恋人づきあいを始めてもう随分なるのに、いまだにゾロは、見つめられると照れくさく思うことがしょっちゅうだった。 2007年ゾロ誕
誕生日の夜の過ごし方





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