24T×24G 同居前夜 |
「あ……っ」 慌てて綱吉の顔を押しのけようとすると、手を掴まれた。 |
寄り添い 立ち花菱 吊り橋 |
24T×24G 同居一夜目 |
「じゅ……十だ、ぃ……」 耳たぶをペロリと舐めあげられ、獄寺は咄嗟に首を竦めた。 |
岩清水 乱れ牡丹 |
24T×24G 同居二夜目 |
「獄寺君、すごくいやらしい顔してるよ、今」 不意に綱吉が言った。 |
鶯の谷渡り 深山 碁盤攻め |
24T×24G 同居三夜目 |
ジュルッ、と音を立てて竿を吸い上げてから唇を離すと、綱吉は満足そうに獄寺を見つめている。 | 雁が首 時雨茶臼 宝船 |
24T×24G 同居四夜目 |
「このまま見ててあげるから、上に乗って、獄寺君?」 そう、綱吉は言った。 |
千鳥の曲 椋鳥 百閉→本茶臼 |
24T×24G 同居五夜目 |
後孔を穿っていたものを綱吉が引き抜くと、獄寺の体はしがみついた壁づたいにズルズルと崩れ落ち、廊下に座り込んでしまった。 | うしろやぐら 理非知らず 帆かけ茶臼 |
24T×24G 同居六夜目 |
シャワーの湯が足下からゆっくりと腰のほうへと上がってくる。 「……っ」 ビクン、と獄寺の体が揺れる。 |
立ちかなえ 鳴門 抱き地蔵 |
24T×24G 同居七夜目 |
「……気持ちいい?」 耳元にねっとりとした囁きが吹き込まれ、獄寺はコクコクと頷いた。 |
窓の月 本駒駆け |
24T×24G 同居八夜目 |
スラックスと下着を剥ぎ取られ、床に落とされた。 綱吉はまだスーツを着たままだ。 「十代目は脱がないんですか?」 |
手懸け 首引き恋慕 獅子舞 |
デザートはいっしょに NEW! |
ははっ、と乾いた笑いを綱吉が溢した途端に獄寺の顔が残念そうに沈んだ表情にかわった。 | 24ツナ獄 |
はじめての翌朝 |
「あー……」 どうしよう、と獄寺は口の中で呟いた。 「やべぇ……」 |
14ツナ獄 |
愉しいこと
NEW! |
「まだだよ、獄寺くん」 猫なで声で綱吉は言った。 |
24ツナ獄 |
夢見るように |
「十代目ぇ、俺、酔っ払ったみたいっス」 呂律の回らない状態でそう告げると、獄寺はふにゃんとしただらしのない笑みを浮かべる。 |
24ツナ獄/ツナ誕 スロットメーカーの性癖盛りで出た言葉をベースに書いたお話です。 |
ハッピーバレンタイン |
「ねえ、獄寺くん」 と、綱吉はできるだけ穏やかな声で尋ねかける。 「お酒、飲んだ?」 |
24ツナ獄 |
新妻はマフィアの右腕 1 2 3 4 5 6 7 8 9 (連載中) |
「……男同士って、結婚できたっけ?」 おそるおそる綱吉が尋ねると、フゥ太はご愁傷様といった表情で綱吉を見つめ返してきた。 |
24T×14G 捏造パラレル 新婚もの |
水玉模様の誘惑 |
「この間、母さんからもらった下着って、それだったんだ」 ふふっ、と笑いながら尋ねると、獄寺はますます赤くなって俯く。 |
24T×14G 捏造パラレル 新婚ものSS |
水玉模様の欲望 |
「上手にできたら、ご褒美だ」 聞き分けのない部下に命令を下す時のように、ややきつい口調で綱吉がそう告げると獄寺は、ゴクリと口の中に溜まった唾を飲み込んだ。 |
24T×14G 捏造パラレル 新婚ものSS |
大輪の花 |
「綺麗っスね」 隣に立つ獄寺くんが少し掠れる声で呟く。 |
14ツナ獄 |
夕暮れ | いつもの四つ辻で「じゃあ、また明日」と言って手を振る瞬間の獄寺くんの少し寂しそうな表情を目にしてしまえば、それも言い出しにくくなる。 | 14ツナ獄 |
願い事 |
「願い事、できましたか?」 流れ星に願い事を。 穏やかな獄寺くんの声に、オレはにこりと微笑み返す。 |
14ツナ獄 |
夏祭り |
「楽しいね」 声をかけると獄寺くんは満面の笑みをこちらへ向けてきた。 「はいっ、本当に」 |
14ツナ獄 |
蕩けるビーチ | 唇を深く合わせると静かな波の音だけが耳に聞こえてくる。 | 24ツナ獄 |
所有される歓び |
「オレの右腕は隼人だけだよ」 そう言って綱吉さんは、俺の乳首に消毒済みの太い針を突き立ててくる。 |
24ツナ獄 |
花の咲く病 |
腹立たしくて、会いたくて、苛々する。 この感情は、何だろう。 |
24ツナ獄 |
茜色 |
「明日も晴れるかな」 ぽつりと呟くと、律儀な彼は力強く頷いてきた。 |
14ツナ獄 |
おニュー |
「どうかした?」 近寄ってきた隼人に声をかけると彼は嬉しそうに目を細めた。 |
24T×14G |
カバン |
「おはようございます十代目。お鞄お持ちしましょうか」 しゃちほこばった顔で獄寺くんが朝の挨拶をしてくるものだから、オレはいつも少しだけ困ってしまう。 |
14ツナ獄 お題箱より |
歌 |
続きを歌ってほしいなと、オレは小さな声で言う。 「はっ、はいっ! 十代目のためなら喜んで!」 |
24ツナ獄 お題箱より |
夜 |
獄寺が何を考えているのかわからない。 ヘッドライトの先に見える影をじっと睨み付けながら綱吉は深いため息を吐き出す。 |
24ツナ獄 お題箱より |
パートナー | 不本意そうにぽそりと獄寺が呟くと、隣に立つ綱吉が「まだ言ってる」と、不服そうに唇を尖らせる。 | 24ツナ獄 |
チップ 獄攻バージョン |
「十代目、チップですよ」 そう言ってスーツの内ポケットから獄寺は紙幣を取り出した。 |
24獄ツナ |
チップ ツナ攻バージョン |
「ここに……」と、尻のあたりを覆う布地を大きく上へと引っ張り、獄寺の白い双丘を露わにする。 「今日の分、挟んでおくからね」 |
24ツナ獄 |
本当は…… 1 2 |
淡い翡翠色の瞳が、不安そうに揺らいでいる。 獄寺は眉間の皺を一瞬、深くした。それから大きく息をついて口を開く。 |
24ツナ獄 |
再会 (PDF版) (HTML版) |
「獄寺くん。これ、なんのサプライズ?」 ぐい、と引かれた獄寺の体が傾いで、綱吉のほうへと前屈みになる。 綱吉に覆いかぶさるような体勢になった獄寺は、ははっ、と空笑いを零した。 |
24ツナ獄
※ 2016年5月にセブンイレブンのマルチコピーでプリントアウトできたものと同じ内容です。
|
どこにも帰さない (連載中) NEW! |
獄寺は密かに口の中に溜まってきた唾を飲み込んだ。 会合の場にはいるものの、自分は会話には加わっていない。あくまでも綱吉のサポート役としてここにいるだけだ。だから、大丈夫だ。獄寺自身がオメガの嫌疑をかけられることはまずないだろう。 |
24ツナ獄 オメガバース |
恋人未満 |
「獄寺くん、始末書終わりそう?」 声をかけると、獄寺はにこりと笑い返してくる。 「はい、十代目! あと五分もあれば!」 |
24ツナ獄 |
熱い指 | 獄寺は、黙って綱吉の目を覗き込んだ。榛色をした綱吉の瞳は穏やかだった。照明の仄暗いオレンジ色を反射して、今は優しい色をしている。 | 24ツナ獄 2010年8月配布 |
黒い獣 (別窓) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 |
ボソボソとした獄寺の呟きが聞こえたのだろうか、それとも綱吉の超直感のおかげだろうか、抱きしめる腕にさらに力がこもった。 獄寺の耳元に寄せた唇が、静かに囁き返す。 「──俺もだよ、獄寺君」 吐息が耳にかかり、獄寺の体温がカッと上昇した。 「あ、の……今……」 |
24ツナ獄 2010年5月刊行 |
やさしい獣 |
「……ねえ」 ポツリと綱吉が呟くと、「なんですか?」と獄寺が首を傾げる。 「ヤらせて……」 |
24ツナ獄 2010年5月配布 |
エネルギー充填 |
「充填できましたか、今ので」 不服そうに尋ねられ、綱吉は瞬時に自分の顔が真っ赤になっていくのを感じた。 |
24ツナ獄 |
ポケット |
「どうしたんスか、十代目。学校はあっちですよ」 「……迎えに、来たんだ」 綱吉はポソリと呟いた。 |
14ツナ獄 |
お見合い或いはお尻合い |
「ツナ〜、獄寺〜! ボール、見つかったのな〜!」 その声を耳にした途端、ぎくりと綱吉は身をこわばらせる。 |
14ツナ獄 |
許してあげる |
「まったく。口の中がヤニ臭くなるからダメだって、あんなに言ってるのに」 言いながら綱吉はベッドの端に腰を下ろした。 |
24ツナ獄 |
舐めて |
「ほら、早くしないと……零れちゃうよ」 綱吉の手が、獄寺の頬に触れる。 |
14ツナ獄 |
君のにおい |
「十代目の、パンツ……」 小さく呟くと獄寺は、見ている者など誰もいないというのにあたりをキョロキョロと窺い、躊躇いがちに手を伸ばしていく。 |
14ツナ獄 |
衝動 | 手のひらが獄寺の口元を覆い、皮膚が唇に触れてくる。この手を自分は、知っていると、獄寺は思った。 | 24ツナ獄 |
準備はOK! |
ふらつく綱吉の体を支えながらベッドへと誘導する。 綱吉の手はいつの間にか獄寺の腰に回されていた。 |
24ツナ獄 |
ほろ酔い | どろりとした粕汁の風味は嫌いではない。具材の人参や大根が食べられないというわけでもない。苦手というよりも、むしろ……。 | 24ツナ獄 |
11月11日 |
「ほっ……本当に、いいんスか、十代目?」 こんなふうに尋ねられ、なんだか嫌な感じの汗が綱吉の背中を伝い下りていく。 |
14ツナ獄 ポッキーの日 |
舐めて・2 |
熱心にチョコバナナを舐めながらも獄寺は、綱吉に流し目を送ってくる。 「……淫乱」 |
14ツナ獄 |
悪戯 |
「手、冷たいですか?」 尋ねると、綱吉は「少しね」と、返してくる。 |
高校生ツナ獄 |
密室で愛して |
はあっ、と息を吐き出し、獄寺はドアを見据える。 「十代目……」 囁くように出した声は、掠れていた。 「獄寺君、大丈夫?」 |
14ツナ×14獄 |
ノクターンに抱かれて |
思わず綱吉は、獄寺の肩を背後から抱きしめていた。 「獄寺君、ごめんね」 不意に口をついて出た謝罪の言葉は、何に対してのものなのか、綱吉にもわからない。 |
24ツナ×24獄 |
罰ゲーム | 元を正せば、調子に乗ってあんなことやこんなことを喋ってしまった綱吉が悪いのだ。とは言うものの、親友に尋ねられたら本音で喋らずにはいられないのは皆同じではないだろうか。 | 24ツナ×24獄 |
オレンジの月 |
丸くて大きな白い月が、ガラス越しにじっと二人を見つめている。 しばらく月を見つめていると、綱吉の唇がチュ、と音を立てて獄寺の乳首を吸い上げてきた。 |
24ツナ×24獄 獄誕 |
冬の日 |
「あ……十代目、そこ、間違ってますよ」 すらりとして手入れの行き届いた指がトン、と綱吉の手元を指し示す。 |
中学生ツナ獄 恋人未満 |
春の日 | 「俺は、そこのコンビニまで。あ、でも俺も商店街までご一緒しますよ、十代目。どーせ晩飯買うだけっスから」 | 中学生ツナ獄 恋人未満 |
夏の日 |
「あれ、獄寺君……いらっしゃい」 ベッドの上に雑誌を放り出した綱吉が、獄寺を迎えてくれる。 |
中学生ツナ獄 恋人未満 |
秋の日 |
喋りかけようとしてもうまく言葉が出てこないのは、なにも獄寺だけではない。 互いに気まずそうに俯いて、その場で立ち止まるばかりだ。 |
中学生ツナ獄 恋人未満 |
14 Trouble
(完結) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 |
ポン、ポン、と頭を軽く叩かれ、獄寺は重い腰を上げた。 はぐらかされた感じがしないでもなかったが、今のところは綱吉に従うしかない。 なんといっても綱吉は、ボンゴレの十代目、獄寺の大切なボスなのだから。 |
基本14ツナ獄 24 Troubleと連動中 |
24 Trouble
(完結) 1 2 3 4 |
「いい?」 耳元に尋ねかけるが、獄寺はただただ首を横に振るばかりだ。 綱吉は、獄寺の腕を掴んだ。 「自分で動いてみて?」 |
14ツナ×24獄 24ツナ×14獄 24ツナ獄 |
幸せのおすそわけ |
「明日の朝、帰ってきたらお仕置きでもしてやればいいんですよ」 焚きつけるように獄寺が言うのに綱吉は、曖昧に頷いた。 |
24ツナ×24獄 |
リセット 1 2 |
「こんな時間だけど……する?」 綱吉のほうからお伺いを立てると、ほぼ九割方、獄寺は従順に体をひらく。 |
24ツナ×24獄 |
ノー、ネクタイ 1 2 |
「あの……もしよかったら、ネクタイ、交換しない?」 そうすれば、二人が一緒にいた思い出は形として手元に残るだろう。 |
中学生ツナ獄 卒業式 |
オツキアイしましょう! |
「行きましょうか、十代目」 獄寺が言った。 学生らしく並盛商店街をぶらりと回る、ごくごく普通のデートの始まりだった。 | 14ツナ×14獄 親友以上/恋人未満 |
切実なる |
頬が熱い。耳たぶもだ。獄寺は慌てて綱吉の肩口をぐい、と押しやり、離れようとする。 「バカンスなんだから、デートだけに拘らなくてもいいと思うよ?」 |
24ツナ×24獄 雨降りを嘆く獄寺君 |
夏の悪戯 1 2 |
「あーあ。今ここに獄寺君がいたらなぁ……」 そうしたらきっと、綱吉は頑張ることができるのにと、恨めしそうにフゥ太へと視線を向ける。フゥ太のほうも慣れたもので、涼しい顔をして綱吉の視線を受け流している。 |
24ツナ×24獄 空調の不調を嘆くツナさん |
純情な恋人 1 2 3 |
一人で息巻いていると、隣でハンドルを握っていた獄寺が、小さくクスリと笑った。 「え? なに?」 |
24ツナ×24獄 温泉旅館で初夜 |
公園へ行きましょう |
「わ、甘ダレ零れたよ……」 おろしたばかりのジーンズに甘ダレがべったりとついた状態で、綱吉は困ったように声をあげた。 「これで拭いてください、十代目」 |
24ツナ×24獄 公園デート |
おめでとう |
「お疲れでしょう、十代目。先にご飯にしますか、それともお風呂にしますか?」 尋ねられ、綱吉は勢いよく噎せ込んだ。 |
24ツナ×24獄 獄誕&ツナ誕 |
甘いイタズラ 1 2 3 |
「ごめんね」 ポソリと口の中で呟いて、綱吉はベッドに入った。 どうせ獄寺は、寝る用意ができたらここに来るだろう。 |
24ツナ×24獄 裸エプロン 生クリームプレイ 獄誕&ツナ誕 |
準備はOK? |
「ん、なっ……」 ハロウィンというよりも、単なるコスプレパーティか女装パーティのようにしか見えない会場を、綱吉はぐるりと見渡してみた。 |
14ツナ×14獄 |
溜息の冬休み |
見間違えることのないシルエットに、獄寺の心臓がドキドキと脈打ち始める。 「十代目……」 ポソリと呟くと同時に、人影がこちらを振り返る。 |
高校生ツナ獄 |
かえりみち 1 2 |
「……どーかしたんスか、十代目?」 首を傾げて獄寺が尋ねるのに、綱吉は何でもないと曖昧に笑ってみせる。 |
バレンタインネタ 14ツナ獄 |
どうしよう? | 嬉しそうに獄寺が尋ねてくる。綱吉は、獄寺の唇が動くのについ見とれてしまっていた。ボンヤリとしたまま、尋ねられた言葉の意味もよく考えずに反射的に頷いてしまう。 | 14ツナ獄 |
どうしよう? ─獄寺side─ |
早くお湯に浸かりに来ればいいのにと思うと同時に、そんなにすぐにこっちに来られると困ってしまうと、獄寺はさらにブクブクと湯の中に沈み込んでいく。 | 14ツナ獄 |
理不尽な指先 1 2 |
いいや。そうではない。ずっと……獄寺は、期待していた。明かりの消えた暗がりの中、綱吉が部屋へとやってくることを。 | 24ツナ獄 |
はじめての…… |
「いらっしゃい、十代目!」 ドアの向こうにいる人に向かってにこやかに声をかける。 少し緊張した面持ちの綱吉が、獄寺の目の前に立っていた。 |
14ツナ獄 |
はじめての…… 2 | 悩み事というほどの悩み事ではなかったが、誰かに聞いてもらいたいような、聞いてもらいたくないような、そんな悩みを獄寺は、抱えている。 | 14ツナ獄 |
純愛日和 | 「じゃあ……傘を持ってくれたお礼に、うちに寄ってく? 今日は母さん、チビたちにせがまれてケーキを焼くって言ってたんだ。だから、もしもよかったら……」 | 14ツナ獄 裏・純愛のススメ |
キスの理由 |
「ん……っ」 やわらかくて、ほんのりとあたたかくて……ああ、十代目の唇が、自分の唇にくっついているんだ。そう思うと同時に、獄寺の心臓がザワザワとざわめきだす。 |
14ツナ獄 |
しあわせホワイトボックス 1 2 |
「ひぁっ……!」 唇がゆっくりと太股の付け根に押しつけられ、皮膚を吸い上げる。痛いほど吸われて、獄寺は「あっ!」と声をあげてしまった。 |
14ツナ獄 体操服 保健室エッチ ぶっかけ |
5分だけの恋人 |
「情熱的なのはいいんだけれどね、十四歳の獄寺君」 耳に覚えのある艶めいた声がして、ぐい、と腰のあたりに腕が絡みついてくる。 |
24T×14G 獄誕 |
とっておきのプレゼント 1 2 3 4 5 |
フルッと体を震わせて、獄寺は弱々しく全身で綱吉から逃れようとした。 吸い上げていた綱吉の唇がクチュン、と音を立てて獄寺の胸から離れる。 |
24T×24G お道具プレイ 獄誕 |
花束はないけれど |
「あ……おいしい!」 声を上げると、獄寺がそれはそれは嬉しそうな顔をして綱吉を見つめていた。 |
14T×14G ツナ誕 |
不安な夜のおまじない |
「俺……このままでいいんでしょうか。このまま、十代目のおそばにいてもいいんでしょうか」 綱吉の服を握りしめて、獄寺は尋ねてくる。 |
14T×14G ツナ誕 |
セカンド・キスでも いいから 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 |
綱吉と再会した時のことを考えると、それだけで獄寺の心臓はドキドキと早鐘を打ち始める。 好きなのだ。 どんな関係になろうときっと自分は、綱吉のことを好きでい続けるだろう。 「会いたいっス、十代目……」 |
24ツナ獄 |
セカンド・キスは甘く |
キス、したい。 セカンド・キスだからと躊躇っていたら、この先もずっとキスなんてできないような気がしてならない。 |
24ツナ獄 |
ツーたんとハヤト |
──どうしよう。どうしたらいいんだろう? デパートの上から下まで探し回ってもハヤトの姿は見あたらなかった。 |
妄想パラレル 24ツナ×5獄 |
ツーたんとハヤト ふたたび 1 2 3 |
「Buongiorno!」 ハヤトのキスのお返しに、綱吉は小さくて形のいい鼻先にチュ、と唇を押し当ててやる。 「おはよう。よく眠れた?」 |
24ツナ×5獄 獄誕 |
ツーたんとハヤト みたび 1 2 3 4 |
小さいハヤトに急いでコートを着せて表へ飛び出して行くと、少し離れた曲がり角のところでバスが停まっているのが目に入る。 「ハヤト、急ごう!」 |
24ツナ×5獄 |
ツーたんとハヤト よたび |
ハヤトの髪に鼻を寄せると、シャンプーの香りに混じって甘い焼き菓子のようなにおいがしていた。 起きるにはまだ早いと、綱吉はもう一度、眠る体勢を取る。 |
妄想パラレル 24ツナ×5獄 |
ありふれた…… |
「──ヒマ?」 尋ねると、すぐに声が返ってくる。 「そんなことないっスよ」 嬉しそうな獄寺の声に、綱吉もつられて顔をほころばせた。 |
NewYear お正月ネタ 14ツナ獄 |
キス、そしてキス 1 2 3 |
「あ……あの、チョコ……そう、朝、獄寺君にもらったチョコレート、食べてみようかな」 しどろもどろになりながらも綱吉が宣言すると、獄寺がパッと顔を上げた。 |
バレンタインネタ 14ツナ獄 |
泣きそな夜 |
ダメなのだろうか、自分では? 「……やっぱダメなんスかね、十代目」 気づいたら、弱々しい声で尋ねかけていた。 |
14ツナ獄 |
ただいま |
「……疲れたよ」 密かに呟くと、獄寺がコーヒーカップを手に、綱吉のほうへと向き直った。 「お疲れさまでした、十代目」 |
24ツナ獄 |
キスと花びら |
「新しいお菓子が出てたから買ってきましたよ、十代目」 誇らしげに獄寺は、コンビニのビニール袋を掲げてみせる。 |
二人でお花見 14ツナ獄 |
夜の雨 |
「綺麗だね」 囁いた声は、少しかすれていた。 「そうっスね」 返す獄寺の声は、どこかしら抑え気味だ。 |
二人でお花見 その2 14ツナ獄 |
風のむこう |
まだ少し眠い頭でふらふらとコテージの中を歩き回った。 「獄寺君? ナッツ……瓜?」 恐る恐る声をかけてみるが、誰も返事をしてくれない。 |
14ツナ獄 未来編終了直後あたり |
たぶん、そんな気持ち |
「……皆と一緒に居間にいるよ」 少し掠れた声で、綱吉はそう告げた。 獄寺は、なにも答えられなかった。 |
14ツナ獄 揃いの下着 |
星をおいかけて 1 2 3 4 5 |
「そろそろ手、離そうか」 残念だけど、と綱吉は続けた。 まだまだ手を繋いでいたかったのに、本当に残念だ。 名残を惜しむように互いに手を解くと、寂しさが込み上げてくる。 |
14ツナ獄 |
もうひとつのOMERTA |
「で? ナニが不満なんだ?」 わかったような顔をして、山本は獄寺の顔を覗き込む。 しかし、自分でもこの不安の原因がわかっていないのだから、話せるはずがない。 |
24ツナ獄前提 山獄テイスト? Un bacio della felicitaの続きぽく |
蝉時雨 |
「え、あ、デ……デート?」 声が裏返ったのは、驚いたからだ。 「……今、デートって?」 綱吉が尋ね返すと、獄寺は照れ臭そうに頷いた。 |
14ツナ獄 |
夜の欠片 1 2 3 |
言いかけた言葉を、獄寺は素早く飲み込んだ。 綱吉の手が、素早く背広の中へと忍び込んでくる。薄いシャツ越しに胸をまさぐられ、獄寺の息が乱れそうになった。 |
24ツナ獄 獄誕 |
緋色の月 1 2 3 |
「すごいな」 呆れると同時に、綱吉は感心してしまう。まさか獄寺がこんな姿になっているとは思いもしなかったのだ。 |
24ツナ獄 ツナ誕 |
ありがとう |
「おめでとうございます、ツナさん」 「お誕生日おめでとう、ツナ君」 京子の言葉が終わるか終わらないかのうちに、誰かがクラッカーを鳴らした。 |
14ツナ獄 ツナ誕 |
ごちそうさま | ゆっくりと、焦れったくなるほど時間をかけて獄寺の顔が近づいてきて、目の下にチュ、と唇が押し当てられた。 | 14ツナ獄 ツナ誕 |
秋空に思う 1 2 3 4 |
首を傾げながら綱吉は、獄寺の頬に手を当てる。両手で包み込むようにして頬に触れると、額をコツン、と獄寺の額に当ててくる。 「じゅっ……十だ……」 |
14ツナ獄 |
lunar eclipse 1 2 |
綱吉の声に、獄寺は顔を上げた。自分はここにいる。目の前にいるのだと言いたげに声を張り上げたが、情けないことに猫の鳴き声がやかましく部屋に響いただけだった。 | NewYear お正月月蝕ネタ 14ツナ獄 |
GLAZE 1 2 |
うっすらと口を開けると、ネクタイの端が唇に当たった。そのままパクリと口にくわえ、獄寺はくい、と綱吉のネクタイを引いた。 「なに、獄寺君」 |
ネクタイプレイ 14ツナ獄 |
チョコレートをもっと |
「おいしいから」 綱吉が囓ったところから、トロリと中身の洋酒が溢れてくる。唇に落ちた洋酒が、獄寺にはどことなくエロチックに感じられた。 |
バレンタイン チョコレートで甘々 24ツナ獄 |
そんな朝もある |
「そりゃ、いいっスね」 その瞬間、獄寺の白い首筋に、昨夜、綱吉のつけた跡がシャツの隙間からちらりと見えた。 |
甘い朝 24ツナ獄 |
桜色 |
「獄寺君、ほっぺたにご飯粒がついてるよ」 こっそりと耳打ちをすると、指先でつんと頬をつついて桜色のご飯粒をとってやる。その瞬間、ぱあ、と獄寺の頬が赤くなった。 |
早めのお花見 14ツナ獄 |
Il momento |
こんな時になにをと言いかけて、獄寺はぎょっとした。すぐ近くに綱吉の顔があった。近すぎると、獄寺は一歩、後退する。 | チョイス戦終盤 |
黒い獣 |
「……汚れてる」 そう言うと綱吉は親指の腹で、獄寺の頬についた煤を拭った。綱吉の指が触れたところに、獄寺は微かな熱を感じた。 |
捏造24ツナ獄 |
ドキドキ 1 2 |
ドキドキするのは、ふとしたはずみに獄寺のシャツの襟元から白い首筋がちらりと覗いたり、すらりと細い指先がペットボトルのキャップをすらりと撫でる瞬間の悪戯っぽい眼差しに色気を感じるからだ。 | 14ツナ獄 |
忘れ物 1 2 |
「じゃあ、遅くなったけど帰ろっか」 そう言って綱吉は、自然な動きで手を差し伸べた。 「手、繋いでこ」 |
14ツナ獄 |
夢見る十四歳 |
「十代目ぇ……」 情けない声を獄寺が出すと、綱吉はちらりと振り返った。 「あ、ごめん。しんどい? もうちょっとゆっくり歩こうか?」 |
14ツナ獄 |
イタズラ |
「ひゃあっ!」 油断していたのだろうか、獄寺らしくない声があがった。 「てめっ、ナニしやがる!」 振り返ると同時に獄寺は、山本に掴みかかろうとする。 |
14ツナ獄 |
放課後少年 1 2 |
「……キス、してくれる?」 靴箱の影に隠れて、綱吉は掠れる声で囁いた。 「え……」 |
14ツナ獄 |
雨の日 |
「誰も歩いてませんね」 獄寺が呟いた。 これだけ雨の勢いが激しいと、余程のことがない限り、外に出るのは躊躇われるだろう。 |
14ツナ獄 |
夏の終わり |
「舐めて」 綱吉が言った。 獄寺はおずおずと口をあけ、アイスに舌を這わせた。 |
14ツナ獄 アイスキャンディなプレイ |
台風くらぶ 1 2 |
「ごっ……獄寺君! ね、ここ、教室……」 言いかけた綱吉の唇に深く唇を合わせ、獄寺はより深く舌を差し込んだ。 |
14ツナ獄 獄誕 |
続・台風くらぶ |
「お誕生日おめでとうございます……って、もう日付もかわってしまってますけど」 神妙な顔で獄寺にそう言われて、綱吉は照れ臭さを感じた。 |
24ツナ獄 ツナ誕 |
お堅いカボチャ 1 2 |
「では、この報告は明日の朝、いちばんに確認してください」 仕方がないと獄寺は、小さく肩を竦める。そんな仕草も彼にはよく似合っていて、色っぽく見える。 |
24ツナ獄 ハロウィンぽい? |
深爪 |
「爪、伸びてるね」 楕円型の爪の先をするりと指の腹でなぞって、綱吉は言う。この爪に引っかかれるのもいいけれど、引っかかれないに越したことはないだろう。 |
24ツナ獄 |
わがままな人 1 2 |
額と鼻の頭とにキスをしてから綱吉は、身体をずらした。 獄寺の足に手をかけると、大きく左右に広げる。 「欲しい?」 |
2010 X'mas 24ツナ獄 |
その唇が、形作るもの |
指先で、綱吉の唇をつついてみる。 「……ん」 つつかれてこそばかったのか、綱吉は寝返りをうった。 |
24ツナ獄 唇 |
震える指先 | この指が愛しいと、綱吉は思った。従順であろうとする獄寺の本音が見えるような気がして、綱吉は笑った。 |
24ツナ獄 指先 |
胸元に覗く |
チュ、と音を立てて鎖骨のすぐ下を吸い上げると、獄寺の体がピクンと震えた。 きつく吸い上げて、跡を残した。 |
24ツナ獄 胸元 |
囁きよりも近く 1 2 |
「十代目、俺がします」 唇を放して、獄寺が囁いた。 どことなく傷ついたような顔をしているのは、何故だろう。 |
24ツナ獄 声 |
やさしい背中 1 2 |
傷だらけだが、きれいな背中だと綱吉は思う。 自分を守るために傷つき、戦う、愛しい背中だ。 |
24ツナ獄 背中 |
君の足に、触れた |
「あ、靴下は乾いた? スニーカーは?」 綱吉の問いかけに、獄寺は穏やかに返した。 「まだ少しぐしょぐしょです」 |
14ツナ獄 足首 |
純情時間 1 2 3 |
「俺の言葉を正しく理解してくれるまで、獄寺君とは喋らないから」 八つ当たりのような言葉を残して、綱吉はくるりと踵を返した。 |
14ツナ獄 |
Un bacio della felicita 1 2 3 4 5 |
「今日はもうなにもしないから、一緒に眠ろう」 抱きしめられ、やさしく綱吉に諭された。 |
24ツナ獄 |
14+ |
「……意気地なし」 ポソリと綱吉は、呟いた。 聞こえたのか、獄寺がふと顔をあげて綱吉のほうを見る。 「なんで言わないんだよ?」 |
大学生ツナ獄 |
暗がりのにおい 1 2 3 |
「獄寺君が俺を好きなのと同じ気持ちで、俺も獄寺君のことが好きなんだ」 そう告げた瞬間、獄寺が怪訝そうな顔をした。 |
14ツナ獄 |
やさしい月の恋人 |
「もっと、触ってもいい?」 獄寺の着ていたスエットの裾から手を差し込んで、綱吉は尋ねた。 「……俺も、もっと十代目に触りたいです」 |
ツナ誕2009 ツナの部屋 14ツナ×14獄 |
唇から |
立ち上がった獄寺の肩をあいているほうの手でするりと撫でると綱吉は、獄寺の頬に素早く唇を寄せた。 「一緒にいてくれてありがとう、獄寺君」 |
ツナ誕2009 学校の屋上 14ツナ×14獄 |
一日遅れの…… |
「獄寺君? 今、図書館の入り口なんだけど、どこにいる?」 耳元で十代目の声が聞こえているような感じがして、獄寺は少しだけ頬を染めた。 |
ツナ誕2009 図書館 24ツナ×24獄 |
そんな一日 |
「ドライブ……?」 綱吉が口ごもるのに、二十四歳の獄寺はニコリと微笑む。 「はい、ドライブです。今日は山のほうまで足を伸ばしてみませんか?」 |
ツナ誕2009 キャンプ場 14ツナ×24獄 「14 Trouble」番外編 |
キスをひとつ |
「あの……十代目、本当に遊園地に行かれるのですか?」 獄寺が尋ねると、綱吉はハンドルの上に肘をついて嬉しそうに笑った。 |
ツナ誕2009 遊園地 24ツナ×14獄 「14 Trouble」番外編 |
てっぺんの星 | 廊下から聞こえてくる足音が、次第に近づいてくる。一足ごとに大きくなる足音に、獄寺はドキドキと心臓が高鳴るのを感じている。 | 2009 X'mas 24ツナ獄 |
クリスマスにはまだ早い 1 2 |
口の中に甘い味が広がった。スポンジの甘さと、クリームの甘さ。生地の間に挟まれたフルーツ独特の香りと酸味。 それから、綱吉の唇が獄寺の唇に重なった。 |
2009 X'mas 24ツナ獄 |